最近、めちゃくちゃ寒いなぁー
みんな風邪ひいたらあかんで!うがい、手洗いそして寒さ対策ちゃんとしてな

今日は、みんなに俺の相棒を紹介するわな!

あいつは、生まれた時から俺とずっと一緒にいたんよ!!寝る時も、飯の時も、遊ぶ時もずっと一緒やった…
毎日顔合わせては、くだらんことを言い合ってた…

ほとんど、なに言うてるか分からんかったけどな!そんなとこがあいつの可愛いとこでもあり…

辛い事があった時にはお互いなぐさめあったり、ときには喧嘩したり…そんな事をしてお互いの価値観とか認めあってきた…

あっ!一つ言うとくけど、役者じゃないからな(笑)

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あいつの名前なんやけど、ここでは仮に【K】と呼ぶわな!

今は離れて生活してるし、個人のなんちゃらみたいなんあるやん。

あれは、6年前の12月の話し…

四国の仏生山劇場で年末公演

舞台も盛り上がり無事に千秋楽公演の幕が閉まった

『また、来年もよろしく~』なんて事を言いながら…

次の巡業地が、俺の地元愛媛県にある『松山劇場』

『気を付けてね~』『飛ばしたらあかんで!』 トラックに荷物を積み込み劇団は松山に向けて出発した!

Kは先に俺の車に乗って出発を待ってる…

少し送れて俺が車に行くと…

Kが悲しい顔をしてうずくまって座っていた…あの時の顔は今でも鮮明に覚えてるわ…

俺は車に乗った

さぁ!出発って時に、お客さんがお別れを言いに車まで来てくれたんよ

ほどほど声を交わし、車を出そうとしたら、お客さんが隣に座ってるKに築き声をかけてくれた

まぁー俺が言うのもなんやけど、Kは、そこそこ可愛い顔立ちやし、TVに出ているその辺のアイドルじゃ太刀打ちできないと思うぐらいいい男なんよ

『可愛い顔してるわ!』 『連れて帰りたいなぁー』

お客さんの何気ない言葉…

Kに手を伸ばした…

その瞬間‼

『きゃー』

駐車場に響くお客さんの叫び声!

俺は、『K!』 『やめろ!』

そう言ってもkはお客さんを離さない…

俺がkを力ずくでお客さんから引き離した…

冷たく凍りつくような時間が流れた…

ひとまずkを別の場所へ連れて行って

お客さんに

『ごめんなさい』『怪我してない?』

お客さん

『びっくりしたけど、大丈夫よ』

『松山まで気をつけて帰ってね…』

そう言って、お客さんは足早にその場を去った…

Kの所に戻り声をかけても

『うぅー』 『……』

言葉にならないようだ…

興奮状態のkを車に連れていき

俺は車のエンジンをかけた…

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その時‼️

腕に痛みが…

お客さんからkを引き離すときに

腕を切っていたようだ…

松山までの2時間を二人は…

何も話さず沈黙だった…

その日から俺とkは、別々の人生を歩んで行く事になるとは…

この時、正直きずかなかった…

K…

気持ちをわかってあげられなくて…

ごめんな…

来年には帰るから…

その時は、昔しのように…

一緒に、散歩行こうな!

俺の相棒…

物語に登場した、Kとは 蔵の介くんでした!

ズンドコ!ズンドコ!

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